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副作用機序別分類の紹介
「薬物過敏症」による副作用
薬物過敏症による副作用は、患者さんの命に関わることがあるため、しっかり見極めることが大切です。
●頻度は低いが、重篤なものが多く、あらゆる薬であらゆる臓器に起こる
・予測が難しい
●起きたら即中止、原則二度と使用しない
・同じ骨格を持つ薬にも注意する
●初回服用から6カ月以内で起きやすい
・抗原抗体反応で起きるので、投与初期は特に注意する
□副作用のチェック
・初期症状「発熱・皮膚症状」を確認
・過去に過敏症を起こした薬はないか副作用歴を確認
・早期発見のため、初回服用時に初期症状(重大な副作用の初期症状)を伝える
□対応方薬法
・過敏症が疑われたら、即中止
・薬歴やお薬手帳を活用し、過敏症を起こした薬は、二度と服用することのないようにする