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副作用機序別分類

副作用機序別分類を学ぼう

はじめに

患者さんに服薬指導の説明をしたり確認することは、薬剤師の重要な役割です。
しかし、副作用を伝えすぎて患者さんが不安になったり、薬を飲まなくなってしまっても困ります。
また、医師への情報提供で「副作用かも知れません」以外の情報提供をする事は出来ないでしょうか。
副作用機序別分類を活用すると、患者さんの薬の服用期間に合わせた副作用の情報提供・モニタリングや、機序別分類に応じた薬剤服用の継続可否についての判断・根拠を持った医師への情報提供が出来るようになります。

3つの作用機序

副作用機序別分類は、副作用を薬理作用・薬物毒性・薬物過敏症の3つの作用機序に分類しています。
臓器別ではなく機序別に考えることで副作用の予測を立てやすくしました。

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薬理作用について

まず、薬理作用による副作用は、期待される薬理作用が過剰に発現して起こる副作用、副次的な薬理作用によって起こる副作用、薬理作用の消失によって現れる副作用の3つに分けて考えます。
これらは発生頻度が高く、投与量に依存します。あらかじめ患者さんに伝えておいた方がよいでしょう。また、薬を急にやめると発現する副作用もあるので、自己判断で服薬を中止しないように伝えておく事も必要です。

薬物毒性について

薬物毒性は、薬の代謝負荷や通過刺激によって生じるものです。
投与量が多いほど、投与期間が長いほど起こる可能性が高くなります。
投与初期から発現することはすこないので、最初から伝える必要はありませんが、肝臓、腎臓は薬物の排出器官のため、他の臓器に比べ薬物毒性が出やすいです。
定期的な検査で毒性の発現をチェックしていくことが重要です。

薬物過敏症について

最後に薬物過敏症による副作用は、薬理作用や毒性による副作用と違って、起きたらすぐに投与を中止することが重要です。薬物過敏症は重篤な者が多く、あらゆる薬であらゆる臓器に起こります。
チェックや予防の難しい副作用ですが、頻度は低く、多くの場合、服用6ヶ月以内に発現します。ため、投与開始6ヶ月間は、しっかりとチェックしていきましょう。

副作用機序別分類まとめ

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副作用機序別分類を活用して、患者さんを副作用から守りましょう!

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